
教員の転職って、年度の途中だとクラスに迷惑かかるよね…?

本当はすぐに辞めたいけど、円満に辞めたいから計画的に進めたいな!

教員の転職をスムーズにかつ、穏便に進めるには計画が超重要!この記事で流れを紹介するから転職活動の参考にしてね♪
- 教員の転職活動の流れが知りたい
- 転職の時期を迷っている
- 円満に退職したい
- 就職活動はいつから始めれば良いかわからない

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教員の転職活動の流れ

教員が転職を考えた時に、年度が切り替わることや、自分の業務のキリの良さを考えて3月に退職、4月に入社を希望する方が多いです。
今回は、3月退社→4月入社のパターンで流れを見ていきましょう!
また、退職時期が3月ではない場合も、やるべきことは同じです!
4月入社を目指す場合
4月の入社を目指す場合は以下のような流れが一般的です

- 12~1月:書類選考
- 選考通過後:面接・採用試験
- 2~3月:内定
- 4月:入社
書類選考から内定まで約1~2か月かかると想定すると、上記のようなスケジュールになります。また、これより早くに書類選考を始めても、4月入社希望と伝えておくことで、選考を受けることも可能です。
3月下旬に内定となると、ただでさえ忙しい年度末の業務に加え、退職手続きや引継ぎの問題で忙しくなります。余裕をもって転職活動を開始することをおすすめします。
また、転職を考え始めた時から、様々な可能性を広げるためにも自己分析や業界・企業研究を始めておいて損はありません!
自己分析も結構奥が深いので、時間に余裕のあるうちに丁寧に取り組んでおくのがオススメです。
自己分析は自分でやっても気づけないことも多いので、第三者の意見が聞けてプロに相談できるポジウィルを活用するのもオススメです!無料体験で自己分析ができるので、気になる方はこちらも参考にしてくださいね♪
転職活動のスケジュール
転職までの流れを紹介しましたが、もう少し細かくスケジュールを見ていきます。
- 転職サイト・転職エージェントの登録
- 必要書類の作成・添削をお願いする
- 管理職・事務の先生に報告し、退職手続きを進める
12月から書類選考を始めるとなると、それよりも前に転職サイトや転職エージェントに登録しておくと、余裕をもって選考の準備をすることができます。

転職サイト・転職エージェントの登録
まずは、転職サイトや転職エージェントに登録しましょう。
テレビCMでおなじみの転職サイトから、リモートワークに特化したものなど、本当にたくさんのサイトがあります。サイトの登録は無料なので、様々なサイトの求人を見比べてみるのも大切です。
転職エージェントとは、担当者がついて求人紹介・転職サポート(書類添削・面接対策など)を行ってくれる無料サービスです。
優秀な人材がほしい企業と求職者をつないでくれる役割です。とても便利なサービスですが、エージェントさんとの相性もあるので、自分に合うエージェントさんを見つけることも大切になってきます。

私は、2つのサイトで2回担当のエージェントさんを変えてもらったよ笑。エージェントさんが変わると求人内容やスカウトしてくれる企業が変わってくるから、納得して転職活動をするためにもエージェント選びも重要!
転職に必要な書類の作成・添削をお願いする
次に、転職活動に必要な対策を転職エージェントに頼みましょう。
例えば、履歴書や職務経歴書・自己PR文の添削、模擬面接などは、エージェントさんが行ってくれる場合がほとんどです!
自分で作成に躓いたらどんどん頼ってみましょう!プロの目線から無料で対策してくれます。また、採用面接のフィードバックもしてもらえます。

エージェントはすぐに企業と連絡を取って面接官からの印象や評価ポイント・懸念点などを聞いているよ!不採用になってもフィードバックを元に対策できるから、次の選考に活かせるね!
管理職・事務の先生に報告し、退職手続きを進める
転職先が決まったら、事務、管理職に退職の意を伝えましょう!自治体によって、次年度の人事面談の時期に多少のずれはあると思いますが、12~2月の間には、次年度の異動希望について管理職と話す機会があると思うので、そのころに伝えられるように準備しておきます。
年度の途中で退職する場合は、後任探しなどもあるので、遅くても退職の1ヵ月前には伝えるようにしましょう!早めの準備が円満退職のポイントです!
教員が転職する時の注意点
教員の転職においては、注意点がいくつかあります。円滑に転職活動をするためにも、しっかり確認しておきましょう!
- 在職中に転職活動を始める
- 学校関係者に転職や退職のことは言わない
- 仕事に支障をきたさないようにする
在職中に転職活動を始める
一般的な退職の場合、退職してから次の仕事に就くまで「失業保険」というものが適用され、給付金を受給しながら転職活動ができるのですが、公務員の場合は、この失業保険がありません。要するに、退職したら、次の仕事をするまで、収入がありません。金銭的に余裕のある人は、無理して在職中に転職活動をしなくても良いのですが、やはり、貯金が減っていくだけの生活は不安です。

忙しい業務をこなしながら、転職活動をするのは大変かもしれないけど、自分の中で優先順位をつけていきたいね♪
学校関係者に転職や退職のことは言わない
退職も理由が前向きなものであっても、同僚や関係者には、すべてが決まるまで口外しない方が良いです。同僚に伝えてしまうと、「辞めるから残業もしないで、適当に仕事をしてるんだ」「どうせやめるなら、この人に全部丸投げしておこう」そんな風に思う人も、残念ながら0ではありません。現場で働きづらくなるので、ギリギリまで伝えない方が吉だと思います。
また、自分からを伝える前に、同僚からのうわさで、保護者や管理職に伝わってしまう可能性もあります。噂に尾ひれがついて変に広がると厄介なので、転職活動のことは学校関係者には伝えないように気を付けましょう!
仕事に支障をきたさないようにする

現職中に転職活動を行う場合は、企業との面接等、仕事以外のスケジュール管理が必要になってきます。
子育て中の方なら、パートナーと子どもの送迎を調整して、退勤後に面接を受ける必要もあります。
どうしても企業と都合がつかない場合は、年休を取って面接を受けなければならない可能性も出てきます。このように、今までの生活リズムと変わることが増えるので、しっかりとスケジュール管理を徹底して、「急に仕事を休む」なんてことがないように気を付けましょう!
退職を伝えるベストなタイミング

退職を伝える時期や、伝え方によって円満退職できるかどうか決まると言っても過言ではありません!
転職先が決まったら、下記のタイミングで直接伝えましょう!
- 管理職→退職の3ヵ月前(遅くても1ヵ月前)
- 事務の方には3か月前(早ければ早いほど良い)
- 学年主任、学年職員には1ヵ月前
- 児童生徒には最後の授業
管理職には退職の3ヵ月前
退職を決めたら、3か月前には伝えるようにしましょう。3月の退職を考えた場合は、人事相談の時期と重なる12~1月に報告しておきたいです。
後任の人を探したり、次年度の人事配置なども考慮するならば、最低3か月前、遅くても1ヵ月前には報告しておく必要があります。
次の転職先が決まっていないと言い出しづらいと思いますが、辞めるという意思が固まっている場合は早めに伝えて損はありません。もし、次の仕事が決まらなかったら教員を続けるという場合も、転職をしたい旨は伝えておくと良いかもしれませんね!
事務さんには退職が決まったらすぐ(最低でも3か月前)
教員の場合は、退職届を出したからと言ってすぐに仕事を辞められるわけではなく、任命権者(各都道府県の教育委員会)の手続きが必要非なります。
東京都は比較的期間が短く、退職の10日前となっています。
退職)
第十四条 職員は退職しようとするときは、特別の事由がある場合を除き、退職しようとする日の前10日までに、退職願を提出しなければならない東京都立学校服務規程より引用
各都道府県で、定められている規定が違うので、ご自身の都道府県でしっかり調べておきましょう!
退職金の手続きや、社会保険等の事務的な手続きもあるので、事務さんにはなるべく早めに伝えておきましょう!

私の場合は、事務さんと仲が良かったので、管理職に言う前に内密にしてもらうという前提で、話をしたよ!先々の手続きを考えたら、やっぱり3か月前に伝えて、動き出すくらいがちょうど良かった!
児童生徒には最後の授業
子どもたちが混乱したり、不安になったりすることがないように、自分が学校を去ることが確定してから伝えるようにしましょう!
先に伝えてしまうと、保護者の間でもうわさが広がったり、後任について気にする方も多いので、気を付けましょう。
年度末退職の場合は、離任式などがあるので、あえてその前に伝える必要はありません。最後まで、通常時と変わらず接していきましょう!
転職のタイミングを把握して準備を進めよう!

今回は、教員が転職活動から退職をするための流れを解説しました。
- 転職サイト、エージェントの登録
- 面接、選考の準備
- 退職について伝える
- 手続きを進める
- 児童生徒に伝えるのは最後の最後!
自分の人生は、自分に決定権があります!最後は自分で納得した決断ができるように、できる準備はしっかりと計画的にしていきましょう!
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